• Koe metsä keskellä kaupunkia (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki
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都会の森を体験!

松の木の下に落ちている松ぼっくりの食べかすは、大きなふさふさしたシッポの持ち主がこの松の木に住んでいることを物語ります。

また、どこの国の童話でもおなじみのキツネも悠々と遊歩道を横切ります。都会のウサギも草原で飛び跳ねます。ヘルシンキは人々のすぐそばに本物の自然が存在する世界でも珍しい首都のひとつです。

自然と都会が共存

魅力的な建築群の街角や都会の喧騒の中に身をおいていると、ヘルシンキの中心部から別世界が開けているとは想像もできないでしょう。トーロ湾の北部にサッカーグラウンド1360個分、1000ヘクタールの広さのセントラルパーク(Keskuspuisto)が広がります。この公園内には4つの自然保護地区があり、それぞれの地区が特徴のある自然形態を有しています。

Metsässä hiihtämässä (c) Johanna Vilhunen/Visit Helsinki

ピトゥカコスキ(Pitkäkoski)の広葉樹林の丘では、自然のままの早瀬やトウヒが支配する豊かな森を見ることができます。早瀬の流れの音に身を任せていると、水面下にカワウソの姿を見ることができるかもしれません。若木と灰色に立ち枯れした老木が共生するハルティアラ(Haltiala)の原生林では、木々たちの一生を目の当りにするでしょう。ルーティンコスキ(Ruutinkoski)の川辺には広葉樹林が広がります。この地区一番の見所は天然記念物に指定されている樹齢約200年のニレの木です。ニスカラ(Niskala)の樹木園ではフィンランド原産の木や他国からもたらされた樹木などを知ることができます。この樹木園はさまざまな鳥のお気に入りの場所でもあります。さて、あなたはナイチンゲールの鳴き声を聞き分けることができますか?

うっそうとした森は多くの動物たちの隠れ家でもあります。リスやウサギはごく一般的な森の住人ですが、セントラルパークには大きな角を持つムースも住んでいます。静かな森ではキツツキが木をつつく音が遠くまで聞こえてきます。

中央公園のハイキングコースやアクティビティーの情報は、My Dynamic Forest –プロジェクトのサイトで。

五感で楽しむ

もし森ばかりでなく放牧された牛を見たければ、地理的にヘルシンキの中心にあたるヴィーッキ(Viikki)に行ってみましょう。沼地の景色や湿地に咲くヒメイソツツジの香りは東ヘルシンキのヨラッス(Jollas)に行けば楽しめます。

Luontoa Helsingissä (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki

空を飛ぶ鳥に興味があれば、ヴィーッキから木道をつたってランマスサーリ(Lammassaari)に渡ってみましょう。特に春にはバードウォッチング用の見晴台に登り、渡り鳥を迎えることお勧めします。南からフィンランドに渡ってくる鳥たちの中には鶴もいます。鶴たちが見事な編隊を組んで飛ぶ姿には、誰もが感動するはずです。

Lammassaareen pääsee pitkospuita pitkin. (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki

黒々としたトウヒの原生林、真っ直ぐに伸びた松の森、ざわざわと音を立てる広葉樹林、そんな森はあなたを別世界にいざなってくれるでしょう。新緑の松葉の香り、何年も静かに朽ちてきた腐葉土、苔むした地面が原生林独特の匂いを形成しています。その匂いを胸いっぱいに吸い込んだ時、日常世界から離脱すること請け合いです。

新鮮な森の空気が心をリフレッシュするばかりでなく、体も森の幸で満たされるでしょう。森のベリーやきのこが摘んでくれる人を待っています。自然享受権をきちんと把握して森を100%エンジョイしてください。