• Merellinen Helsinki kutsuu kesänviettoon (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki
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海の街ヘルシンキの夏があなたを誘います

目の前に広がる波立つ海。海辺のアシや公園の木立が南からの潮風に揺れます。

潮風はなめらかな岩肌をなで、カモメの鳴き声や波の音、そして哀愁のある霧笛の音を運んできます。

夏のヘルシンキの海を見過ごすことはできません。それはヘルシンキの自然の中でも際立つ存在です。海岸線は130kmにも及び、市内どこからでも10kmもいかないうちに海に出ます。海は街の中心部にもうねうねと入り込み、湾や海峡があちこちに見られます。また海岸から外海を眺めると、まるで遠く離れた多島海にいるような錯覚におちいる場所もあります。夏が訪れるたびに、海のスポットがヘルシンキ市民だけでなく、観光客の人気の的であることは不思議ではありません。

多島海の珠玉をあなたに

夏の朝はぜひマーケット広場(Kauppatori)に行き、港の市の独特の雰囲気を味わってください。その日の新鮮な獲物を直接ボートから売る漁師さんから、生魚、あるいは燻製の魚を買ってみてはいかがでしょうか。ほかの屋台では、すぐ食べられる魚料理や摘みたてのベリーも売っています。

Kauppatorilla ostoksilla (c) Lauri Rotko

マーケット広場の海際に立つと、ヘルシンキに到着するクルーズ船がその間を通過してくる島々が見えます。この岸壁からはあちこちの島にフェリーや船が出港しますから、あなたもそれに飛び乗って気軽に群島の秘密を探りに行くことができます。海辺の草原やすべすべした岩、穏やかな入り江を満喫しに出かけてみては?

ユネスコの世界遺産の一つであるスオメンリンナ島(Suomenlinna)をぜひ訪れてみてください。島には、海上要塞としての過去を偲ばせる要塞跡や様々な博物館、多彩なレストランやカフェもあり、楽しい時間を過ごすことができます。冒険好きなあなたであれば、懐中電灯を持って要塞のトンネルに探検をしに行くことをおすすめします。

Suomenlinna on UNESCOn maailmanperintökohde (c) Jussi Hellsten/Visit Finland

ヘルシンキの群島の新しい珠玉に仲間入りするのは、2016年夏に一般開放されるヴァッリサーリ島(Vallisaari)です。スオメンリンナ島と同様にこの島もフィンランドの戦争の歴史の一部ですが、古い要塞だけではなく、ほとんど手つかずの自然が魅力です。ヴァッリサーリ島の自然は誰にも邪魔されずに野生化してきました。ここは多くの絶滅の危機にさらされている植物が生息しています。

マーケット広場からは、ちっちゃくて可愛いレストランの島、ロンナンサーリ島(Lonna)や砂浜や岩場、海岸の木立ちなどきっとお気に入りの場所が見つかるピヒラヤサーリ島(Pihlajasaari)にもボートが出ています。もし潮風をエンジョイしたいのであれば、群島の間をぬって進む島巡り観光船に乗り、ヘルシンキの街のシルエットを海上から眺めるのもよいでしょう。

Saariravintola Skiffer (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki

すきっ腹で夏の海を体験する必要はありません。島々には多彩なレストランもあるからです。多島海の伝統料理はもちろん、グルメ料理も楽しめます。カイヴォプイスト公園の岸辺から見えるウーニサーリ島(Uunisaari)では、お食事を楽しむだけでなく、監視員のいる海水浴場でリラックスすることもできます。

しっかり地に足をつけて

波に揺られる替わりに、地に足をつけて自然を楽しみたいあなたにもヘルシンキは理想的な街です。海岸沿いには、気軽にピクニックを楽しめる公園や散歩のできる遊歩道がたくさんあります。

Meren rannalla Helsingissä (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki

カイヴォプイスト公園(Kaivopuisto) の海岸にあるカーペットの洗い場に腰掛けて、海岸通りの賑わいを眺めてはいかがでしょうか。ヘルネサーリ島の先端でフィンランド湾の景色を楽しむこともできます。豊かな自然と野外博物館のあるセウラサーリ島(Seurasaari)に足を伸ばすのもよいでしょう。

あなたはヘルシンキの街の真ん中にあるトーロ湾がバルト海の一部であることをご存知でしたか?湾を取り囲む公園では、のんびりと日光浴を楽しんだり、ジョギングをしたり、またはボードをレンタルしてスタンドアップパドルにトライしてみるのもよいでしょう。湾の周りを歩いて、水面に移る街のシルエットを眺めてみてください。しばらくの間、潮風から逃れたいのであれば、トーロ湾から北に続くセントラルパークに向かってはいかがでしょう。広葉樹林の木立や針葉樹林があなたをやさしく包んでくれるでしょう。

Sup-laudalla Helsingissä (c) Jussi Hellsten/Visit Helsinki

ヘルシンキの夏は、島への遠足、公園でのピクニック、海でのひと泳ぎ、森の木々のざわめきです。それは街の真ん中で北欧の自然を楽しむということです。まず、すぐそこに見える海岸から始めてください。そして夏のヘルシンキに身を任せてみましょう。